『書く瞑想』(著:古川武士) を読む。
以前から「アナログで紙に想いを書きなぐるのは精神的に良い」という話は聞いてましたが「フ~ン、まあなんかわかる気がするけど正直めんどくさい…」というズボラな理由で特に取り組んではいなかったのです。
過去いちども日記とか続いたことなかったんだよね~(めんどくさがりなもんで…)
不惑の年が目前だと言うのに全くその境地にたどり着かないどころか惑ってばかりなので、改めて自分を見つめなおす作業として日記をつけはじめたのでした…。
すると……
絶対三日坊主だろうな~と思っていたのに意外と続く!
もともと字を書くのは好きだけど一日の出来事とか感じたことを書いてると結構な文章書いてて自分でもちょっとびっくり。そして書いて吐き出すとちょっとスッキリ。
意外とためこんでる気持ちが多くて自分でもおどろき…
そんなことがあって「書く」ことの効果を実感し始めたところでこの本を読むに至りました。
kindle無料本だったので正直あまり期待してなかったんだけど(失礼)良かったポイントを得たので記録しておきます。
「書く瞑想」ってなに!?
書く瞑想は、「放電日記」と「充電日記」を書くことです。 1日15分、それぞれ「ログ」と「セルフトーク」を書くというシンプルな内容です。 これを日々重ねることで、気持ちのメンテナンスになると同時に、小さな成長や感謝、心の豊かさを発見できます。
(引用)古川 武士. 書く瞑想――1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される (p.67). ダイヤモンド社. Kindle 版.
「放電日記」は、自分の気持ち・エネルギーを下げたできごとについてを書く。
「充電日記」は、逆に自分の気持ち・エネルギーを上げたできごとについてを書く。
書き方は、「放電日記」と「充電日記」それぞれで「ログ」と「セルフトーク」を書く、というもの。
~書き方のまえに(前提)~
・おすすめの書くタイミング:前日のできごとを翌日の朝に。
(1月1日のできごとを1月2日の朝に書く、というかんじ)
・一人で書く
夜は人間の心理的にネガティブになるらしいからおススメしないよ!
あと単純に疲れてるしね…
~書き方の手順~
①「放電ログ」を書く (3分) | <一日のなかで自分の気分を 下げた できごとは何か?> | 箇条書きで 5つくらいまで挙げる。 |
②「放電セルフトーク」を書く (4分) | <今、何が一番 嫌 なのか、つらいのか?> | ←と問いかけ書き出す。 深く考えず、浮かんだことをひたすら文章で書く。 |
③「充電ログ」を書く (3分) | <一日のなかで自分の気分を 上げた できごとは何か?> | 箇条書きで 5つくらいまで挙げる。 |
④「充電セルフトーク」を書く (4分) | <今、一番 良い と感じていることは何か?> | ←と問いかけ書き出す。 深く考えず、浮かんだことをひたすら文章で書く。 |
…このように、マイナス感情からはじめ、プラス感情を客観視し自覚することで心を整理する、という順序になっています。う~ん、よくできてるなぁ~!プラス感情で終わるのは大事。本にも記載があったけど、人間はマイナス面に注目してしまう生き物なので意識的にプラス面を見ないとダメなところばっかり書いてしまいます。自分も漠然と日記を書いていたときは「今日はこれができなかった。ダメだな~」みたいなことばっかり書いてました。これじゃ自己肯定感も下がる一方だ…!
ログとして箇条書きで簡単にあげてみる、というのがやりやすくて良いです。言葉を簡潔にまとめられないときもあるけど、言語化する練習にもなって良いと感じます。言葉にするとやっぱり心は整理できるなあ…。
4つの項目を書いたら、管理人は5つめとして「今日 何したいか」を考える、または「これだけはやっておきたい!」というのを書くときもあるよ。
コメント